毎週日曜日に更新している仮想店舗「パーラーエスサポート」の60回目。
2021年11月末の6号機完全移行までの新台入替の流れを解説していく。
先週、スロット6号機の規制緩和の情報が業界に流れた。
その内容は、有利区間が1500Gから3000Gに延長されるというものだった。
枚数上限の2400枚は据え置かれるため「あまり意味がない」というようなネガティブな意見も聞かれるが、ゲーム性の幅が広がることは間違いない。
純増3枚前後のAT機では天井から2400枚をフルに取り切ることができない機種も多かったが、それは完全に解消されるだろう。
そして、最も有効な改善点となるのは、モードの引継ぎだ。
旧沖ドキのように、疑似ボーナスに当たれば当たるほど連チャンに近づいていくシステムが今までの1500Gの有利区間ではうまく再現できなかったが、有利区間が3000Gとなれば、モードの引継ぎまたはランクアップが長期間できるため、客滞が確実に延びると予想される。
また、現在の1500Gの有利区間では、純増3枚のAT機なら天井を600G~800Gに設定せざるをえず、天井到達率も高くなるか、そうでなければ出玉がショボいか、という設計にせざるをえなかった。
しかし、有利区間が3000Gになったことで、天井頼みのゲーム性は改善され、良い意味で天井が深くなり、今のようなAT後即ヤメばかりではなくなるはずだ。
これらのことから、有利区間が3000Gに倍増することは、思いのほか恩恵が大きく、スロットにとって明るい材料となりそうだ。
実際に、有利区間が3000Gとなった新台が登場するのは、早くても9月頃だろうか。楽しみに待ちたい。
パーラー★エスサポート
スロット総台数:256台
全台46枚貸し
6号機台数:116台(45.3%)
明日4月5日時点での機種構成は以下の通り
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